
病院の診療料
診察料は、日中と夜間、小児と成人、健康保険の有無など、さまざまな要因で変わります。例えば、保険を持っている成人が日中に初診を受ける場合、診療報酬点数が同じなので施設による違いはありませんが、再診の場合はその点数が変わるので、診察料も必然的に変わります。
診療報酬点数の高い順番に並べると、診療所が最も高く、次に大規模の総合病院、最も安いのは中規模の病院となっています。
診療所と大規模な医療施設の場合は、その差額は少ないですが、中規模のものと比較するとかなり差が生じます。
また、レセプトが電子化されているところは診療報酬点数が加算されるので少々高くなります。院内処方の場合、院外処方よりも薬代が安くなりますので、利用するさいには参考にしてみて下さいね。
病院を移りたい場合
病院で厄介なのが、先生があまり親身になって話を聞いてくれない、対応が遅いなどの理由で転院したい場合です。
そんなときは、紹介状を出してもらってセカンドオピニオンを受けることもできますが、そうすることによって再度同じ精密検査を受けることになったり、治療や手術が遅れてしまったりしては、よりよい治療を受けたいという患者の希望とは本末転倒になってしまいます。
そもそも、紹介状が必要なのは、患者に必要な医療を提供できない場合に、他の病院で適切な治療を受けてもらうためです。
そのため、医師の態度が気に入らないから等の理由で簡単に転院することは医療の面ではおすすめできません。しかし、どうしても転院したいのであれば、特定療養費はかかりますが、紹介状を持参せずに新しい主治医に資料請求してもらう方法があります。
病院と保険
日本では国民が全員加入する健康保険があります。これは世界中どの国にもある制度ではありません。病気にならない健康な人が、病気がちな人と同じように保険料を払うのはおかしいという意見を耳にすることがあります。
しかし、そんな健康な人ですら、この保険制度のおかげで、子供の頃に病院や学校で、予防接種や健康診断、ワクチンなどを受けているのです。
また、この保険制度が無い国では、医療費をかけることができるお金持ちだけが病院で治療を受け、健康的に暮らすことができ、貧しい人は病気をこじらせ、勉強や仕事に従事できないのが当然のことのようになっているのです。
本来なら何千万円もする高額の手術費用が、たったの十万円程度で済むのも、国民皆保険があるおかげです。